
なぜ「大きめのサイズ」を選びたがる?
店頭の靴を試し履きして足のどこかがキツく感じると、サイズアップして試し履きすることはありませんか?
例えば、23.0cmを履いて合わないと23.5cmに、23.5cmでも合わないと24.0cmへと。
23.0~23.5cmが適合サイズのかたが、24.5~25.0cmの靴を履くなど、自身の適合サイズよりも、かなり大きいサイズを履いている方などは本当によくいます。
特にスニーカーやウォーキングシューズ等のひも靴は、ルーズなフィッティングでも違和感なく履けてしまうことがあるので、このような傾向が多いです。
このような靴の選び方はお勧めしません。足がただ靴に入っているだけで、足と靴が合っている状態ではありません。
靴はサイズだけで選ぶものではありません。
靴の全長だけでなく、横幅、甲の高さ、甲回りの太さ、爪先の形状や高さ、かかと周りの大きさ等、フィッティングには多くのチェックポイントがあります。
お客様自身では、その靴がきちんと足に合っているのか判断できないことが多いでしょう。
セルフ販売型の靴屋さんでは、フィッティングはお客様に委ねていることが多いので、お客様自身で判断しなければなりません。
靴のフィッティングでお困りの方や、きちんと足に合った靴を選びたい方は、足の計測、フィッティング、調整(購入後でも)をしてくれる専門店を利用されることをお勧めします。
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