CONCEPT
コンセプト


当店での靴選びは、一般的な靴屋さんのように店頭に並べてある靴からお客様自身で商品を選ぶという流れではありません。
シューフィッター有資格者が足を計測させて頂き、その方の足の特徴に適した靴を提案させて頂くというスタイルです。
ですので、たくさんの靴の中から選りすぐって、自由に試し履きしたいとお考えの方には、当店は向かないかと思います。
その代わり自分の足にあった靴を選んでほしいとお考えの方には、一所懸命に靴選びのお手伝いをさせて頂きます。
◆正直な商いを心がけてます

たとえお客様が気に入った靴であっても、足に合わなければお勧めしないこともあります。
靴屋も正直な売り方をしていると、売り逃しが多くなってしまいます。
ですが、調子の良いセールストークで明らかに合わない靴でも売っていると、お客様は苦しむことになりますし、お店側も信頼されなくなります。
非効率的ではありますが、長期的にみると信頼されることは大事です。
◆売りっぱなしではありません

お店での試し履きでは大丈夫だと感じても、しばらく履いたら足が痛くなるという経験はありませんか?
販売時に慎重に計測やフィッティングをさせて頂いてもそのようなことは起こります。購入後の靴調整も承りますので、遠慮なくお申し付けください。
◆押し売りはしません

当店はたくさんの種類の靴を扱っておりません。足にぴったりの靴を提案できたとしても、「デザインがイマイチ…」ということも当然あります。
そのような方には無理にお勧めしません。また気が向きましたらお越しください。
◆スタッフ紹介

井口よしお
1979年生まれ
日本靴小売商連盟認定シューフィッター
婦人靴の専門店等で数年間、靴販売を経験した後、家業の靴店で働き始める。
靴の仕事を始めた当初から、足のトラブルで悩む方と接することが多く、足と靴の健康意識の高いドイツのコンフォートシューズに興味を持ち始める。
より本格的な技術と知識を習得するために、働きながら一年間、師匠の靴店に通い、ドイツ流のインソール作製や靴の調整技術、足の構造や疾患について学ぶ。
2016年に自店をコンフォートシューズ専門店としてリニューアルオープンさせる。
◆当店の歴史:創業から現在まで

昭和12年(1937年)に「金子靴店」という名前で創業。
当時の日本は既製靴がなく、注文靴の時代。当店も創業当初は注文靴と靴修理の店。
やがて靴メーカーが次々と誕生し、既製靴の時代となり、当店も既成靴の販売を始める。

80年代に入り、店名を「エイトシューズ」に変更。
品揃えは低価格のデイリーシューズ、ヘップサンダル、革靴を中心として、店内や店先の棚にはぎっしりと隙間なく商品が並べらた状態。
靴の量販店をコンパクトにした感じで、この時代はこのような街中の靴店が多かったです。









2009年の秋に店内改装と方向転換のために在庫一掃セールを実施し、それまで抱えていた大量の在庫を処分。
店名を「くつ・八郎」に変更。商品数を抑え、品揃えは「足に優しい靴」を中心に。
接客スタイルは、お客様の足を拝見・計測させて頂いてから、足型と用途に適した靴を提案するという方法に変更。


2016年の11月より、更に専門性の高いコンフォートシューズショップ「SHOES HACHIRO」としてリニューアルオープン。

商品数を更に縮小して、高単価であっても、メンテナンスをしながら長年愛用できる靴を中心に扱い始める。
足の計測もより細かく行い、今まで以上に靴選びに時間をかけるようにしました。

店内に工房スペースを設け、機材もより本格的なものに買い替え、オーダーインソールの作製も開始。